里山再生プロジェクト

里山再生プロジェクトとは?

 

里山再生プロジェクト(正式には市民参加の里山再生プロジェクト)は、2001年より活動を開始、2003年からは「長岡京市里山再生市民フォーラム」に参画する形で森林、竹林整備活動を行っています。

 

森林、竹林整備活動の目的・目標

里山を手入れすることにより、安全で美味しい水や農作物の基礎になる水、土、空気を生き生きさせ生物の多様性を維持することなどを目的に「四季を感じられる山」「子どもや市民が魅力を体験できる山」を目標に活動中です。



2022.11.6  秋の西山ファミリー環境探検隊に協力

 

116日(日)気持ちの良い秋晴れ、西代里山公園では3つのイベントが同時開催されました。市長以下役所、竹林整備の団体、企業グループが参加しました。

 

  ①西山ファミリー環境探探検隊秋の部(柳沼、加藤参加)

  ②森林ボランティア行事(枯れ竹林の伐採)(渡辺、濱田 参加)

  ③公園管理棟愛称お披露目式(愛称は「西山ホタルの家」に決定)

  ・・・7日付け京都新聞洛西版をご覧ください。

 

【西山ファミリー環境探検隊の内容】

    まず子供たち(7人)は、部屋の中で府立大森なかまさんの指導で、竹ポックリを制作しました。

サンドペーパーで丁寧に角をとり仕上げます。

マーカーで色を塗ったり、絵、字をかきます。

お兄さん、お姉さんたちはとても親切でした。

    玄関のスロープでポックリ、ポックリ、ポックリのデモンストレーションをしました。

全員上手に歩けました、

    外へ出てホタル専用水路の説明を受けました。

ここにホタルの幼虫と、幼虫のえさになるカワニナという小さな巻貝がいます。

    サツマイモ掘り

「あった。」「あ!切れた。葉っぱ食べてるところ写真撮って。」

4家族、袋一杯のお土産を収穫出来ました。

   12時過ぎ、新しい「西山ホタルの家」の前で解散しました。

  (報告)里山再生PJT 加藤克巳

 

 

 

 

2022.8.13 西山ファミリー環境探検隊・夏の部に協力しました

■日時:813日(土)9時~12時 

■参加者:合計21名 公募親子 10名(子供 6名)

          スタッフ 環境の都 2名(柳沼、加藤) 里山再生市民フォーラム 1名      

          京都府立大学ボランティア「森なかま」2名  一般 3名(内元看護師さん2名)

          市役所 3

■場所:西代里山公園管理棟と北側、蛍(ほたる)橋周辺の小泉川

■内容:①天候(台風)の関係で川遊びを先にしました(約1時間30分)。

     子どもたちはライフジャケットを着けました。

     サワガニ、カワエビ、カワニナなどを採集し、お父さんが探検隊手帳を見て、「これはカワニ

     ナ」と照合されていました。

 ②管理棟に引き上げ、春に植えたサツマイモのつる返しの説明をしました。

 ③京都府立大学「森なかま」さん2人の指導で竹のボーリング遊びをしました。竹切りは時間がないので川遊びの間に事前に切りました。

竹のピンに子供たちが描いた絵(紙)を貼り付けます。

7本のピンを立て、子供たちでボーリング大会をしました。

12人、23人、31人で、「森なかま」さんが用意した賞品を海賊分けしました。

小さいぼくが選んだキャンディを親御さんが「それだめでしょ」で盛り上がりました。

④今朝届けてもらった地元産のキュウリを各家族に紙袋入りでお土産にしてもらいました。

コロナ前は室内で地元産の味噌などをつけて食べていました。

地産地消の環境への役割も説明しました。

元看護師さん2名の協力も得て無事終了しました。

次回は秋、サツマイモの収穫予定も入っています。

 

                       報告  里山再生PJT 加藤

 

2022.4.30 西山ファミリー環境探検隊報告

 

日時:2022年4月30日(土)9:30~13:00

参加者:親子3組 NPO法人自然観察指導員京都連絡会、京都府立大学ボランティアサークル「森なかま」、 

    環境の都づくり会議(加藤、柳沼、古澤)、里山再生市民フォーラム、個人ボランティア、

    市役所環境政策職員、中小路市長 

主催:西山森林整備推進協議会

コース:西代里山公園管理棟前集合、開会、ラジオ体操 → 橋を渡り、畑でサツマイモ植え(前日の大雨  

    で畑に水が溜まっている状態だったため短時間 → 自然観察をしながら西山キャンプ場を目指す  

    →到着後、店開き → 集合写真 → ①帰る ②お弁当を食べて帰る の2班に分かれて解散。

見つけたもの:アカメガシワ(紙に挟んでスタンプ)、シイの花、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、 

ノゲシ、オニノゲシ、タケノコ、ヤマネコノメソウ、ムラサキケマン、マムシグサ、チャルメルソウ、クサイチゴ、ヘビイチゴ、ワラビ、ゼンマイ、アマチャヅル、ウマノアシガタ、オニタビラコ、ジシバリ、キクラゲ、キランソウ、スミレ、モチツツジ、カタバミ、ウラジロ、コシダ、クモラン、イタドリ等

アワフキムシ、テントウムシ、カナヘビ、ニシカワトンボ、クサキリ、チョウ数種(クロアゲハ、ジャノメチョウ等)、アケビコノハなどの幼虫多数。

・植物の茎についた泡の中から黒っぽい虫が出て来てきた!

・透明なベージュ色、ぷにぷに触感のキクラゲ、食べられるんだって!

・切り倒されたタケノコ。触ると産毛がびっしり。切り口にハエがたかっていた。

・手を近づけると角を出してフリフリする黒い幼虫、チョウなの?ガなの?

・アケビコノハの幼虫を見つけたら、大人が夢中になって写真撮ってた。

・糸にぶらさがった幼虫が目の前にぶら~ん。

・カタバミのはっぱで十円玉をこすったら、ピカピカになった!

・ウラジロの葉っぱが飛んだ。ウラジロの茎を押さえるとカエルのようにジャンプした。

・ウグイスが鳴いていた。

 

参加者の感想:男の子づれのお父さんにお聞きしました。里山公園までは来ているがキャンプ場は初めて。

       保護者向けのレベルの高い知識や技術はこの機会に同時なら学べるかも。

       行くかどうかはお母さんの意見重視される。


2021.11.7 2021年度第3回西山ファミリー環境探検隊活動報告

 

「西山の秋を楽しもう♪」

◎日時:2021年11月7日(日)9:30~12:00

◎場所:西代里山公園一帯

◎参加者:親子6組20名

◎スタッフ:19名

◎主催:西山森林整備推進協議会

◎協力:環境の都づくり会議、里山再生市民フォーラム、個人ボランティア、京都府立大学「森なかま」

 

※森林ボランティア行事と合同開催 

 

◎内容:開会式⇒ 竹林の伐採場所で整備前の様子を見学⇒ 畑へ移動しさつまいも収穫⇒ 秋の自然観察、ワッペンの素材収集⇒ 下山し、竹の伐採後の変化を見学⇒ 管理棟でワッペン作り⇒ 解散 



2021,6,26   2021(令和3)年度第1回西山ファミリー環境探検隊の活動報告

西山ファミリー環境探検隊再開   

西山森林整備推進協議会主催のファミ探(愛称)が

令和3(2021)年626日(土)1年ぶりに再開されました。

人数限定、午前中で春の自然観察や竹チップのカブトムシプールづくりを行いました。

公募家族5組17名の参加がありました。

自然観察は最初に農園でサツマイモの苗植えを、その後5カ所のポイントで環境クイズに答えシールをはってもらうラリー形式で行いました。

サワガニとかウラジロ飛ばしが面白かったみたいです。

カブトムシプールづくりはホタル橋のところで、竹チッパーで竹のチップをつくり、そのチップをキャンプ場のカブトムシプールにまいてもらいました。

幼虫を入れたりするのはこれからです。

京都府立大学のボランティアサークル「森なかま」さん3名の参加の他、お二人の元看護師さんに検温、消毒や救急箱を持っていただくなどお世話になりました。

 

1年間お休みしたのですが、今年はこの後、夏、秋、冬も計画しています。

写真は竹チップを作る機械(竹チッパー)とできた竹チップです。


2020年度西山ファミリー環境探検隊の活動報告

  2020年度は春、夏、秋、冬、ともコロナ禍により中止となりました


2020年5月【お知らせ】西山ファミリー環境探検隊が 環境省教育体験活動優良事例(令和1年度)に 選出されました。

環境省のHPはこちら→https://edu.env.go.jp/system/good_practice/good_practice_r01.html

西山ファミリー環境探検隊の紹介はこちら→https://edu.env.go.jp/files/system/good_practice/r1/21.pdf

 

 

2020.2.15 第4回西山ファミリー環境探検隊

西山森林整備推進協議会主催の「西山ファミリー環境探検隊」に、当会から3名(加藤、柳沼、古澤)がスタッフとして協力しました。冷え込みの厳しい一日でしたが、雨が降らず、けがもなく、 冬の自然観察、バウムクーヘン、鹿肉カレー、チョコレートフォンデュも上手くいき、何よりでした。

 

■日時: 令和 2 年 2 月 1 5 日(土) 9:30~14:00

■活動場所:西山公 園子どもの森周辺

■集合場所:グリーンハウス

■参加者: 1 5 家族 42 人、スタッフ 30 人
■協力団体: 個人(3)、長岡京市環境の都づくり会議(3)、長岡京市里山再生市民フォーラム(6)、京都府立大学森林ボランティアサークル「森なかま」(11)

市役所ボランティア(3)、市役所事務局(3)

■内容:①集合、オリエンテーション、子どもの森へ移動しバウムクーヘン生地づくりと鹿肉の説明

    ②自然観察(グリーンハウス前~子守勝手神社前~長池~観音寺池~グリーンハウス)

                    「冬の森のビンゴ!」をしながら歩く。這いつくばってる葉っぱ、青い花&青い実、虫のたまご、動物の足跡など。
    ②竹筒バウムクーヘンづくり(焼きの仕上げと切り分け)

    ③鹿肉カレーで昼食

    ④焼き焼きタイム(持ってきたものを各々焼いて食べる)ウインナー、ごぼう天、マシュマロ等

    ⑤チョコレートフォンデュ(バナナ、イチゴ、バウムクーヘン)

    ⑥自然観察のまとめ

    ⑦西山の自然環境、獣害等について説明

    ⑧来年度の活動の紹介

    ⑨その他 FMおとくにの紹介、台風19号被害の福島県の文庫へ絵本を送るプロジェクトの紹介

■参加者の声

・シカの足跡をいっぱい見つけました。(畑の斜面や田んぼの中にくっきり!)

・カマキリの卵を見つけられてよかったです。

・水抜きされて干上がった観音寺池でカラスガイの死骸を見ました。貝は急に移動できないですよね。めったに見られない池の底を見れてよかったです。

・今年は春が早いのか、花がけっこう咲いていました。(ホトケノザ、オドリコソウ、オオイヌノフグリなど)

・シカは自由に捕っていいんですか?→いえいえ、狩猟免許というのが要りますよ。檻や罠を仕掛ける方法と、銃で撃つ方法があります。このへんでもシカが増えすぎて困っています。

・鳥の飛んでる姿が、優雅で美しい。なんていう鳥かな~。カラスじゃないし(光明寺の上あたりを白い鳥が…)→たぶんコサギですね。

・ぷにゅぷにゅの珍しいコケ?キノコ?を見つけました。→う~ん、何でしょうね。

・タケノコの土(崖の断面)に根っこ(地下茎)が見えてすごかった。→わらを敷いて土を薄く重ねることを説明

・ビンゴゲームが面白かった。好きなお題が難しくて、何にしたらいいかわからなかった。

・バウムクーヘン作りは火が熱くて大変だったけど、だんだん焼き色がついていくのが面白かったです。竹筒からバウムクーヘンをそっと引っ張って外すのがどきどきしました。

・たき火はめったにできないので楽しかったです。おなかいっぱいです。

・鹿肉は案外柔らかいんですね。クセもないしおいしい。

・大学生のお兄さん、お姉さんがお話してくれてよかったです。

・去年も参加して面白かったので来ました。また来年も参加したいです。今年は自然観察会のコースがちょっと短かったですね。→坂川ダムの工事の影響です。

 

*活動中に聞き取りました。(報告:古澤)

 


2019.10.19  第3回西山ファミリー環境探検隊  台風により中止

 


2019.8.18  第2回西山ファミリー環境探検隊報告

 

第2回西山ファミリー環境探検隊報告(西山森林整備推進協議会主催)

【日時】 2019年8月18日(日)9時30分~12時35分(台風のため1日順延)

【場所】 西代(にしんだい)里山公園、小泉川 

【参加者】 総勢47名 (公募家族30名)

【スタッフ】 京都府立大学・森なかま 3名 

        環境の都づくり会議  3名 (加藤、柳沼、古澤) 

       ※他に長岡京市環境政策室、里山再生市民フォーラム、一般ボランティア11名  総計17名

【内容】 ①竹クイズ(森なかま) 

        竹は一日に何センチのびる? 竹の花はどんな形? 

      竹の花の色は?など ちょっと難しかったけど子どもたちに好評でした。

     ②竹マラカスづくり(森なかま)

      竹筒に大豆や小豆を入れてマラカスを作り、歌に合わせてマラカスを振って楽しみました。

     ③サツマイモのつる返しの説明(里山再生市民フォーラム)

      第1回のときに植えたサツマイモのつる返しのようすと、なぜつる返しが必要かを映像で説明しまし  

      た。 西山一帯のイノシシの害についても説明しました。

   ④川遊び(3班に分かれて行動) 

       前々日の台風の影響もあり水量、流れの速さとも普段より強かったのでスリルがあり、探検隊らしかったで

       す。水もまだ少し濁っていました。 水鉄砲による水かけ、川の石をめくり、サワガニをつかまえました。 

       今年はライフジャケットを着用したので、上流で泳ぐ子もいました。

      ⑤キュウリ、スイカ 

       「いただきます」で地元産の朝取りキュウリをまず食べました。いろんな種類の塩や地元生活改善グルー 

       プ手作りのみそをつけて食べました。 地元手作りみそは参加者に大好評でした。 

       スイカ3個完食でした。

 

 

 


2019.4.20  第1回西山ファミリー環境探検隊報告 

【西山ファミリー環境探検隊報告】

日時:2019年4月20日(土)9:30~15:00

場所:西代里山公園~西山キャンプ場往復

参加者:一般募集の親子30名、自然観察指導員11名、スタッフ(森なかま、環境の都づくり会議、里山再生市民フォーラム、長岡京市環境政策課等)約20名

内容:

①3班に分かれ自然観察指導員同行の自然観察(西代里山公園→ゲンジボタルの飼育池→西山キャンプ場)、自然あそび(アラカシのギザギザ葉っぱ、オオイヌノフグリの種でプチプチ、ニガナの味見等)

②さつまいもの苗植え、イタドリの味見

③昼食(カレー)、焼き焼きタイム(マシュマロ、ウインナー等)

④見つけたもの店開き(自然観察指導員解説)

⑤木工作 

◆主催:西山森林整備推進協議会(環境政策室内) 

◆協力:自然観察指導員京都連絡会、環境の都づくり会議、里山再生市民フォーラム、森なかま(京都府立大)

 

 

これまでどんな活動をしてきましたか 過去の活動記録はこちらをクリック

 

環境の都づくり会議の里山再生プロジェクトとしては2007年より西山森林整備推進協議会主催の西山ファミリー環境探検隊のお手伝いをしています。

西山ファミリー環境探検隊は春、夏、秋、冬と年4回開催する次世代向け環境教育です。

2023年で17年目になります。

どんな人が活動していますか?

 

西山ファミリー環境探検隊は、自然観察、工作づくり、川遊び、サツマイモづくり、バウムクーヘンづくりなどをサポートするため、当会メンバー4名の他、協議会事務局の市役所をはじめ、いろいろな団体、個人、京都府立大学ボランティアサークル「森なかま」さんなど20数名のスタッフで毎回開催しています。

ぜひお手伝いください。

また有志で「里山勉強会」を2015年より始めています。

西山ものづくり・たからばこ」のホームページ内「里山勉強会」をご覧ください。

西山ファミリー環境探検隊スタッフに参加希望の方、里山勉強会に関心ある方  

加藤克巳(電話 075-951-0933)までご連絡ください。